<02>国際線 - クレジットカードとマイルの賢い選び方
海外路線で選ぶ
自社便か、他社込みか
海外路線でANAとJALを比較すると、両社の特徴が大きく異なります。
その前に、マイルが貯まったり、特典航空券が使える海外路線には2種類あることを説明しておきましょう。
一つはANA・JALが自社で運行する路線で、主に日本と海外の都市を結んでいます。『マイルを使ってタダで海外旅行に行く』という言葉でイメージするのは、だいたいこの路線でしょう。
もうひとつは他社との提携路線です。これには、世界中の航空会社の何社かで集まって作るネットワークグループと、直接提携を結ぶパターンとがあります。ネットワークグループでは、ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドに加盟しています。このほかに、ANAにもJALにも直接提携を結んでいる航空会社があります。
JALは自社グループの海外ネットワークが圧倒的に多く、ANAは自社便が少ない代わりに他社との提携路線を増やしています。結果として、マイルの積算率や交換率に違いはあれど、ANA/JALいずれのネットワークを利用しても、世界中を旅してマイルを貯めたり特典航空券を利用することができます。
ですから、ここでもやはり損得よりも、あくまでも自分の目的や希望で決めるのが良いと思いますが、単純に評価すると、主にマイルを使って海外に行きたいだけの人はJAL、普段から海外旅行が多く、海外路線でのマイルのやり取りが多い人はANAのほうが都合が良いでしょう。
自社ネットワークならJAL
マイルを特典航空券に換える場合は、当然その会社の航空券に交換するのが一番換算率が良いわけで、自社ネットワークの多いJALの利点はここにあります。JALグループ路線だけで世界中の主要都市はかなりカバーできますし、JALには目的地までの直行便が多いので、時間的ロスがなく便利という点も評価できます。提携他社の特典航空券に換えるには、マイルが多く必要だったり手続きがやや面倒など、よく理解していないとわかりにくい面があります。
それから、「外国の飛行機に乗るのはあんまり・・・」とか「乗務員と英語で対応するのが苦手」という人には、日系でネットワークの多いJALが安心です。
◎普段は海外旅行の機会はそんなに多くないけど、マイルでタダで海外旅行に行ってみたいという初級マイラーにはJALのほうが使いやすいでしょう。
もちろんANAだって主要都市には就航しているので、同じ路線ならANA、という選択肢もあります。同じ方面なら、両社の特典航空券の必要マイル数は同じです。ただし、ANAの場合は経由便が多く、目的地まで時間がかかる場合があります。
海外格安航空券ならANA
自社ネットワークで劣るANAは、その分を他社との提携を広げることでカバーしています。まず、スターアライアンスという参加企業の多い航空会社ネットワークに加盟しており、このネットワーク内の他社便を利用して積算されたマイルもANAのマイルにすることができます。また、ネットワークとは別に直接提携している航空会社もあり、この場合もマイレージの共有が可能です。JALも同様にワンワールドというネットワークに加盟し、直接提携も行っていますが、乗り入れ会社数ではANAのほうが上です。
数の問題だけでなく、提携している会社が使いやすいという点でもANAのほうが有利でしょう。スターアライアンスには、日本での乗り入れ路線が多く格安航空券の流通量も多いユナイテッドやアシアナ航空、中国国際航空(エアチャイナ)が加盟していますので、これらを組み合わせれば世界中のほとんどのエリアをカバーできることになります。
◎普段から格安航空券の利用が多い上級海外トラベラーは、ANAのほうがマイルを稼ぐチャンスが増えます。
JALの場合、格安という意味ではキャセイパシフィックがありますが、日本からの路線は限られているので、あちこちへ行くには一旦香港を経由することにになるでしょう。価格と利便性を考慮すると、結局はJALを組み合わせるのが良いということもあります。
----- 比較表作成中。 -----
☆さあ、どちらの航空会社にするか決めましたか?
